表替え?裏返し?新畳? 畳替えの種類とタイミングをプロが解説
表替え?裏返し?新畳?
畳替えの種類とタイミングをプロが解説
はじめに
畳には「表替え」「裏返し」「新畳」という3つのメンテナンス方法があることをご存知ですか?
それぞれの違いや適したタイミングを知っておくことで、費用を抑えつつ、畳を長く気持ちよく使うことができます。
本記事では、畳職人として40年以上の経験をもつ私たちが、畳替えの基本から実際の判断基準まで丁寧に解説します。
「そろそろ畳を替えたいけど、どれを選べばいいのかわからない」という方におすすめです。
畳の構造とは?基本をおさらい
畳は大きく分けて3つの層からできています:
- 畳表(たたみおもて):い草などで織られた表面部分。香りと肌触りの中心。
- 畳床(たたみどこ):芯材となる部分。建材ボードやわら床など種類あり。
- 畳縁(たたみべり):端に付ける布地。デザインと補強の役割。
この構造を理解しておくと、なぜ「表替え」「裏返し」「新畳」があるのかがよく分かります。
畳替えの種類①:表替え(おもてがえ)
■ 概要
畳床はそのままで、畳表と畳縁のみを新品に交換する方法。
■ 適したタイミング
- 前回の表替え・裏返しから5〜10年程度
- 畳が毛羽立ってきた
- 日焼け・色ムラ・シミが気になる
■ メリット
- 費用を抑えて見た目が新品同様に
- い草の香りがよみがえる
- 耐久性も回復
■ 注意点
- 畳床が傷んでいると施工できないこともある
畳替えの種類②:裏返し(うらがえし)
■ 概要
現在使っている畳表を一度外して、裏面を表として再利用する方法。畳縁は新品に交換します。
■ 適したタイミング
- 新畳や表替えから3〜5年以内
- 畳表が極端に摩耗・破損していない
■ メリット
- 表替えよりも低コスト
- 新しい畳縁で印象を変えられる
■ 注意点
- 時期を逃すと裏返しできなくなる
- 汚れやシミが裏まで染みていると不可
畳替えの種類③:新畳(しんだたみ)
■ 概要
畳床も含めてすべてを新品に交換する方法。リフォーム・リノベーション時や、長年放置した畳に。
■ 適したタイミング
- 畳がフカフカ・ブカブカする
- 畳の隙間や歪みが気になる
- 10年以上畳替えをしていない
- 畳床がカビ・虫・水濡れなどで劣化している
■ メリット
- 下地から完全リフレッシュ
- 健康面でも安心
■ 注意点
- 表替え・裏返しより費用が高い
どの畳替えを選べばいい?判断フローチャート
畳を触ってみて、ブカブカ・フカフカする → 新畳
↓
表面がザラザラ、色ムラ → 表替え
↓
前回の施工から3年以内で、状態が良好 → 裏返し
よくある質問(Q&A)
Q. 表替えと裏返し、どっちが得?
A. 状態次第ですが、裏返しのほうが費用は安く済みます。ただし、裏返しできる期間は限られているため、状態を見て早めの判断をおすすめします。
Q. ヘリなし畳は裏返しできますか?
A. できません。縁がないため縫製の構造が異なり、基本的には裏返し不可です。
Q. 表替えにかかる日数は?
A. 通常は朝お預かりして、当日夕方〜翌日に納品できます。枚数や状態により異なります。
畳替えをお考えの方へ
「この畳、そろそろ替え時かな?」と思ったら、お気軽にご相談ください。畳の状態を無料で診断し、最適な方法をご提案いたします。
郡山市内を中心に、地域密着で対応しております。地元で信頼される畳店として、一枚一枚丁寧にお仕立ていたします。
お問い合わせ・ご依頼
📞 お電話 ▶︎ 024-922-0199
おわりに
畳替えには“正しいタイミング”があります。早すぎてももったいないし、遅すぎると交換できるはずのものが無駄になることも。
大切なのは、今の畳の状態を正しく把握することです。プロの目で一度見させていただければ、最もコスパよく快適なご提案ができます。
ぜひ、畳のことなら何でもお気軽にご相談ください。
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